フランス語の動詞の活用を暗記するメリット
大学時代、大好きなフランス語の先生きみちゃん(あだ名)に訳もわからず動詞の直接法現在の動詞の活用を毎日小テストで体に染み込ませてもらったのが、今フランスで生活するにあたりすごく役立っている。
フランス語動詞の活用を暗記した人としてない人の話すフランス語は全然違う。
そりゃ、海外で生活する第1段階は意思疎通ができる事。
じゃなきゃ生きていけないからね。取り敢えず、単語だけでもいいから話す!
でも、この段階だと会話は出来ても、新聞や本を読んだり、と文章が読めないの。
だって、文章なんてそれこそ動詞がいろいろな形に変形しているから。
動詞の変化系を知っていれば、1つの単語知ってるだけで読めるものが、
知らなければ毎回辞書で調べなきゃわからない。そのうち調べるのが面倒になって結局情報が入ってこない、なんてフランス語に限らず誰でも経験した事あるかと思います。
フランス語で例えるならばこんな感じ。
Vous auriez le café crème ?
Si vous avez des problèmes , téléphonez-moi.
この2つは同じ動詞Avoirです。
活用形を知っていれば、この動詞が表す意味が辞書を調べなくとも理解できる。
※auriezはavoirのvousの接続法現在形。
だから、活用形覚えるの大変だけど、一度覚えたらその後が楽なんですよ〜。
人によって目指すところというのは違うから、他人の事をどうこういうつもりは全くないけれど、私は上記の状態では不満足。なので勉強するのであります。
第2段階は、活用形を間違ってもいいから話す!
そのためには、動詞の活用を暗記、もしくは体に叩き込む!
で、話す!
フランスは沢山の移民の方たちがいます。
だから、いろいろな国の訛りのフランス語が日常的に聞こえてくるんです。
韓国訛りのフランス語、日本訛りのフランス語、中国訛りのフランス語辺りは聞いたら大体わかるようにすらなってきました。笑
でも
やっぱり文章がめちゃめちゃのフランス語を、外国語学習者動詞で話すとなると、意思の疎通が難しい時があるし、
フランス人に向けて話すときも、あまり破天荒な話し方(主語、動詞、目的語とかの順番がめちゃくちゃだと)をしていたら、聞く必要がないと聞き手に判断されれば、
呆れた顔で
Madame , désolée . Je ne comprends pas.
といって聞いてもらえない時もあるんです(涙
それに、やっぱり言葉が話せないと役所に行くにしろ、病院にしろ
対等に扱ってもらえない。
そんなの悔しいですよね。
そんなわけで私は今日もフランス語をべんきょうするのであります。
終わり。
フランス語文法や表現、フランス生活、フランスでの仕事について
『Ma petite pièce』に書いています。