みなさまぁ〜
ボンジュール!
ボンソワール!
前回、思っていたよりもブログがなが〜く、なが〜〜くなってしまいましたので、今日はその続きのレストランで守るべき最低限の作法です♡
前回のブログから読みたい方用に貼っておきました( ^∀^)
frenchlesson.hatenablog.com
何も、よく本なんかに書かれているマナー書の内容を載せるつもりは全くなく、フランス人の自然に振舞っている振る舞い方から大きくずれてしまうと、働き手にとってもお客様にとってもとても居心地の悪い空間になってしまう場合があるからです。
△▼もくじ▼△
2.レストランで守るべき最低限の作法。
3.自分の意見をはっきり言える人は好印象。
面倒なお客と思われるとこうなる場合がある(-.-;)y-~~~
カジュアルなレストラン、ファミレスのようなレストランであれば、サーバーが一度か二度サーブして、特に追加注文などがなければそのままお会計して帰りますが、コース料理だった場合、サーバーにこのお客は失礼なお客だ!めんどくさいお客だなあと思われて稀に邪険に扱われてしまう可能性があります。
そこそこのお値段出して、おめかしして行ったお店で邪険に扱われたり、ちゃんと料理の説明をしてくれなかった、となってはワクワクしていた気分も盛り下がってしまうかもしれませんね。
実は、経験があるのですが、ミシュランの一つ星レストランで予約をしていたのですが、当日の当日まで2、3回、人数の変更をしての当時到着だったのですが、到着早々担当サーバーがめちゃめちゃフキゲンで(汗)
まさに↑のような態度だったわけです。
それでもお料理は美しく美味しかったので十分満足できましたが。
そんなこと言っても、お客がお金を出しているんだからちゃんと仕事しろ!
と、日本であればそんなことを言われそうですが。
まぁまぁ、ここはフランス。
感情豊かな国フランスはそうはいきません。
なぜなら、お客様=店員だからです。
それでも、フランスのレストランのサーバーの中にもプロだなと感動させられる
接客をする方ももちろんたくさんいます。
マニュアルがあってないような国では(守らない、平気で無視する、言うこときかない)を前提にして生活するとハートが壊れずに済みますよ(笑)
そんな中でも、お客様に楽しんでもらおう、素敵な思い出にして帰ってもらおうと考えながら接客するサーバーに出会ったりすると、とても感動するんですね。
プロ魂を感じ取って、美味しい料理がどことも比べ物にならないくらい
美味しく素晴らしい時間を過ごせる時ももちろんあります。
これは、どこの国に行ってもそうですね。
相当なことをしなければ大丈夫ですが、
周りのお客様にまで迷惑をかけて、注意しても変わらない、そんな場合は
叩き出される場合があります。
前置きが長くなりました。
2.レストランで守るべき最低限の作法
これは、もしかしたら当たり前のことかもしれません。
しかし、日本のお客様は神様接客に慣れてしまっていた私は、悪気はないけれど態度も
店員さんがしてくれたことに対して、心のどこかで当たり前、という態度をとってしまいがちでした。でも''フランスでは’’もしかしたらこの態度はどこか偉そうで感じが悪く見える時もあるのかも?!しれません。
でも’’日本’’であれば別に感じ悪いわけでも良いわけでも偉そうでもなく、ただ、ただ普通なのかもしれません。
これも、フランスでたくさんのフランス人に接してきて、感覚なんですが、
話しかけた、同じ熱量で返ってくるような..そんな感じがしています。
感じよく挨拶すると、感じよく返って来る
恥ずかしがってたりして声が小さくて、何いってるかわからなかったらぽかんとした態度で返って来る
とか。
どうせなら、感じの良い対応をして、感じの良い雰囲気でコミュニケーションしたいですよね。
わざわざイライラするような雰囲気を自ら作ること自体謎な行為ですもん。
ハァ..また話が脱線してしまって長くなってしまいました。
本題に戻ります。
レストランで守るべき作法
についてでしたね。
具体例:
2-1レストランに入る時はにこやかに挨拶を。
2-2勝手に座らない
2-3すみません!と大声で呼ばない
2-4 何か要望がある時は勝手にしない。必ず店員さんの許可をとって。
2-5入り口近くでタバコを吸わない。
一つずつ補足していきますね。
2-1レストランに入る時はにこやかに挨拶を。
これを読んで、ピンとこないかもしれませんが、入ってくるときに感じが良いのと、不機嫌そうに入ってくるのとでは、そのあとの大切に扱われる感も変わってきますし、
お店のオススメは何か聞いたりするときなど、とにかくコミュニケーションが円滑に進む空気感が簡単に出来上がりますよ。
意外と、アジア系のお客様はむすっとした顔で来店される方少なくないですね。
前回のブログでも、私はこの感じよく振る舞うためにと感じの良さにこだわって書いてきたわけですが、なぜここまでこだわるか。
それは、フランスではコネクションが重要視されているからです。
日本では、コネ入社などというと印象はあまりよくなかったりしますが、フランスではいかにコネクションを作るか、その方法を学校で学んだりもするくらい大切なのです。
レストランでも同じです。
感じよくすることで、お店からも可愛がられる常連客になれれば、
例えば
同じ部位の中でもこの人にはより美味しそうな部位を食べてもらおう
新しいお酒が入ったからまだメニューにはないけれど感想も聞きたいから味見してもらおう
こんなこともあるかもしれません。
サービスしてもらえるから感じよくしよう、と言いたいわけではないのですが、お互いに気持ちの良い対応、挨拶をし合えたら、人生がもっと豊かになりますよね。
一番自分自身が清々しい気持ちになれるんですよね。
...というわけで、感じの良く振る舞うことにこだわってブログを書いております。
2-2勝手に座らない
フランスのレストラン側には、お客様をどこに座らせるかは、お店側が権限を持っています。
もちろん、要望があれば可能なかぎりは対応してくれますが、
例えば、席数の少ないレストランは、無駄な席ができないように計算してお客様を案内していたりします。
ですので、入ったら勝手に座らず案内されるのを待ちましょう。
もし、
Allez-y!どうぞ(アレズィ)
Installez-vous!おすわりください(アンスタレ ヴ)
Où vous voulez!お好きなところに(ウ ヴゥヴゥレ)
などと言われたら、好きな席に座りましょう。
もし、案内された席が、不快、トイレの近くだったなど変えて欲しい場合も
もちろんOKです。
勝手に行動しなければ失礼にはなりませんので大丈夫ですよ。
2-3すみません!と大声で呼ばない
基本的に、欧米ではアイコンタクトの文化なので、お客様がテーブルについていることもわかってますし、サーバーは自分の担当区分のお客様の着席順にオーダーを取っていることもありますし、一人で何十席も対応している場合もあります。決してあなたのことを忘れているわけではありません。
無理に呼ばずに、メニューが決まったら担当サーバーが近くに来るまで少し待ちましょう。
2-4 何か要望がある時は勝手にしない。必ず店員さんの許可をとって。
レストランに来店されて、
何かを充電したい、お皿が欲しい、テーブルを移動させたい。
そういった要望は必ずあると思います。
必ず、店員さんに断ってからするようにしましょう。
なぜなら、フランスのレストランには衛生や安全に関するコン
トロールが年に1、2度あり、消防法や衛生法などでこのように店内環境を整えなさい、という決まりがあります。
充電するために、勝手に元からささっていたコンセントを抜く、または空いているからと勝手に使うと、古いお店では店内全体が停電になってしまった!なんてことも。
テーブルを動かす際も、料理がサーブしやすくするために計算して置かれている場合もあります。フランスの建物は古い建物が多いので、施設に関わることは安全上必ず店員さんに断って
からしましょう。
2-5入り口近くでタバコを吸わない。
ご存知のように、フランスではすべての建物内での喫煙は禁止されています。
入り口近くでタバコを吸ってしまうと、店内にタバコの香りが充満してしまうため、料理に影響も。
以上がレストランで守るべき最低限の作法でした。